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私がデザイナーとして働く理由

私はデザインや美意識が大好きですが、決して心理学者ではありません。ヒトという種が、美しいもの、巧みに配置された彩色、要素の調和といったものに惹かれる理由は、私にはまったく分かりません。

ただし、何が美しく、何が美しくないかについては、共通認識があるといえるでしょう。その証拠として、世界中で最高のコンテンツを制作したデザイナーが最も成功しているからです。

では、ヒトの美へのこだわりは、有史以前から存在していたのでしょうか?おそらくそうだと思います。私の知り合いのデザイナーは全員、自然(木、山、海等)が世界で最も美しいデザインだと考えています。 

美意識は、ヒト特有の恣意的なものですが、その重要性を否定することはできません。「美しくなりたい」「カッコイイ車に乗りたい」「キレイな服を着たい」などという欲望は、誰しも持っています。

デザインの魅力は、美しさを実用性と両立させるところにあります。シンプルさ、直感的に理解できる構図、調和など、優れたデザインが持つ要素を研究する科学分野もありますが、それについてはまた別の機会にご紹介したいと思います。

現代では、どこのマーケティング会社も、非常に注意深くデザイナーを選び、採用しています。最近、広告業界では、アニメーション動画の使用が増えていますが、私はかねてから映画の効果や動画編集に興味があったので、これは自分にぴったりの職種だと思いました。

インターネット上の世界的に有名なプラットフォームの多くは、膨大な量の動画コンテンツを保有しています。人々が長時間こうした動画を視聴していることを考えると、当然と言えましょう。

最近気づいたのは、優秀なアニメーターを雇って動画を編集しているコンテンツ制作者が多いということです。イントロが短く、シンプルかつ見やすかったり、映像の切り替えが効率良くスムーズであったり、テキストやズーム、音声素材を映像と組み合わせるなど、他の機能がうまく使われていたりすると、その美しさを実感できます。