YouTube用のショートアニメの作り方
今日、デザイン業界でアニメーション動画の人気が高まっているのは、”長持ちする“アートだからではないでしょうか。
そこで、テレビと比べてみましょう。テレビは、長年にわたり最も人気のある娯楽の一つとしての地位を保っており、365日24時間ずっとコンテンツを提供しているという強みがありますよね。
一方で、動画共有プラットフォームのYoutubeには、テレビより優れた点があります。Youtubeなら、すべての動画コンテンツを見る必要はなく、自分が見たいコンテンツだけを選んで見ることができます。Youtubeの事業開始からもう20年前にもなることを思えば、独占状態をになっているのも不思議ではありませんね。
アニメーション動画を作り、Youtube上で世界に発信したい場合、以下のステップに従って作成しましょう。このステップに沿って作成すると、簡単に動画の再生回数を増やすことができますよ。
- 物語を書く(スクリプト)
- 絵コンテを描く
- アニメーションに落とし込む
- ナレーション
アニメ動画を作るには、綿密な計画と整理が必要です。まず、どんなコンテンツをYoutubeに投稿したいか考えましょう。チュートリアル、ゲームプレイ、ファッション、旅行などといったテーマです。コンテンツのテーマを決めたら、次のステップに進みます。
私が学生だった頃、多くの友人が「絵コンテは必要ない」と言って、絵コンテを描いていませんでしたが、これには反対です。絵コンテは、アニメ作成には不可欠であり、これがあって初めてメッセージ性のある安定した構図のアニメーションが作成できるからです。
一番難しいステップは、動画編集ソフトを使いこなす能力を身につけることです。Adobeプレミア、iMovie、Final Cutプロ、After Effectsなど、どのソフトを使うにしろ、使いこなせるようになるまでにはかなり時間がかかります。非常に短いアニメ動画でも、正しい方法で制作しようとするなら、かなりの労力を要します。
動画コンテンツを配信するのが仕事であるYoutuberは、必ずしもデザイナーとしての能力があるとは限りません。ナレーションは必須ではなく、アニメ動画だけを作ってもいいですが、トップYoutuberになりたいなら、視聴者に対するアプローチ方法を学んでおく必要はあるでしょう。